本と音とそれから語学、私ブログ。

自分の思いを一つ一つ紡いでいく。

あのね、

こんばんは。

今回はちょっとだけ

私の話を聞いてください。

 

せんせい、あのね

小学校低学年の頃

週末になると日記の宿題が出ていた。

その名も

あのねノート

 

その課題の決まりはただ一つ、

必ず文頭を

「せんせい、あのね」

これから始めること。

 

今、まさに

私の話を聞いてくれる人、あのね状態。

 

あまり公の場で言語化したくないが、

色々な疲労がたまり、

全てを投げ出して

どこかに逃亡したくなることがある。

 

そして、突然として

涙がポトンと流れることがある。

 

志望校を決めた時の記憶が蘇る。

 

どこからやり直したら

私の後悔は消えるんだろう。

 

大学という場所がわかんなかった。

それがどんなところで

どれだけのお金がかかって、

どれだけの借金を負うところなのか。

 

もっと選択肢が広いと思っていた。

 

ずっと気になっている

地元のNPO法人団体の

インターンのお知らせ。

 

Facebookで見るたびに、

自分のやっていることと

やりたいことのギャップのでかさに

顔面から落ちそうになる。

 

今の生活が四年間は…長いよ…

四年間もあったら

なんだってできるよ。

 

どこにだって行けるし、

借金を返すために働ける。

 

来るところを間違えた。

 

でも、それを決めたのは自分自身。

それを言われたらおしまいだけれど、

言い訳をさせてください。

 

だったらもっと、

大学っていう場所を

高校生の時に教えてほしかった。

 

やりたいことができない道が

どれだけしんどくて、

どれだけ悲しくなるか。

 

国公立に行くこと

より偏差値の高い大学に行くこと

それが全てだった高校時代。

価値観は全てそれだった。

 

ひたすら単語を覚え、

問題集をこなし、

試験に出るところだけをやって

出ないところは流す。

 

それが私の当たり前の生活だった。

その生活に何も疑問を持たなかった。

 

でも、大学に来てわかる。

そんなもんはクソくらいだと。

 

単語も覚えてなければ、

もう数学なんて何も覚えてない。

世界史も忘れたし、

日本史も、なにもかも忘れた。

 

座学だけの授業なんて

全然身にならなかった。

 

大学に来るとわかる。

座学なんかよりも

いい経験をして来ている人がいることを。

 

勉強はできないけど、

人を和ませることができる人。

その人がいるだけで

その場を明るくできる人。

 

私の先輩にはそんな人がたくさん。

 

もっとゆっくり生きさせてほしい。

 

常に大きな音がしてなくて

誰の怒鳴り声も聞こえなくて

ビクビクしなくてもいい

そんな場所で私は学びたい。

 

マスターしたい語学と

学びたい教育と音楽、

育てたいお花と

それらをしながら

どうでもいいくだらない話に

付き合ってくれる

友達がほしい。

 

凝り固まった頑固な性格と

無駄にプライドが高く

人に助けてが叫べない私を

ゆっくりほぐしてくれる人がほしい。

 

ここ最近、自分の考えてることと

相手に話してることに

誤差が生じることがある。

 

なんでこんなこと言ってんだ?と

言ったその後に俯瞰してみている

自分が私の中にいる。

 

自分らしさがわかんなくなりました。

 

 

「看護師になってお金稼いで、

医者と結婚すれば幸せじゃん」

 

「国公立に行けば安く大卒が手に入る」

 

数学ができなくて

諦めた私の責任。

 

でも、

英語喋れるなんて当たり前だから。

英語で飯が食えると思うなよ。

 

教員なんて少子化で子どもの数が減るのに

そんなにたくさんいらねぇよ。

 

合唱部に入らなかったあんたが歌って…

 

そんな風にボソッと言われたら

おしまいですよね。

 

世間に自分を当てはめるのか

自分に世間当てはめるのか

 

きっと、私は前者を選んだんだろうな。

 

そりゃ苦しくもなりますよね。

 

本当に公立の教育界が

これからの若者のことを思うなら

 

高校生に社会を教えてあげてください。

 

情報がないことほど怖いものはないです。

 

人生の大切な大切な時間を

間違いなく無駄に過ごします。

 

奨学金は借金であること

自分ってどんな人間なのかってこと

 

それがわかってる高校生が

どれだけいるんだろう。

 

少なくとも私はわかんなかった。

 

だから、

せんせい、あのね、

もっとゆっくり生きさせて。

 

私には私のペースがあるんです。

 

やりたいこととやんなきゃいけないことが

立て込み過ぎて

頭が爆発しそうです。

キャパが小さすぎる。

 

でも、泣いたら少しスッキリしました。

人間ってちゃんとできてるんですね。

 

とりあえずは、明日米子に行く。

そして、早く寝よう。

寝たらきっと元気になる。

Fin.